『ようこそ映画音響の世界へ』収録と今年のベストワン映画
あっという間にもう大晦日!今年はなんだかいつもと違う時間の流れの一年でしたね。
さて、先日は年内最後のチュプキの字幕朗読の収録がありました。作品は『ようこそ映画音響の世界へ』。映画に命を吹き込む映画音響の世界とその歴史を紐解くドキュメンタリー映画です。
私の役は全部で4役。 ADR 監督、音響デザイナー、映画女優、そしてバーブラ・ストライサンド!
バーブラ・ストライサンドは歌手、役者、監督、そして制作者としても素晴らしく、本当に多才な方だなあとあらためて思いました。今年最後にそんな役をやらせていただけて光栄でした!
『ようこそ映画音響の世界へ』
シネマ・チュプキ・タバタでの公開は2021年1/17(日)〜31(日)17:00〜18:34 ※水曜休
ぜひ足をお運びください!
詳しくはこちらをご覧下さい
https://chupki.jpn.org/
さて、今年は例年のようには映画を観られませんでしたが、いい映画との出会いはたくさんありましたよ。
中でも今年のベストワンは『LETO』!(画像の作品です)
ロシアのキリル・セレブレンニコフ監督の2018年公開作品。1980年代前半にレニングラードで活動していた実在するバンドやミュージシャンたちをモデルにした映画です。
モノクロームの映像の中に時折挟み込まれるPVのようなシーンが面白くて、特に電車の中でパンク君が歌うトーキング・ヘッズのサイコ・キラーは最高!これがもう一度観たくて、二度観に行ってしまいました。
そしてヒロインのナターシャ(一児の母の役ですがめちゃくちゃキュート!)が思いを寄せるヴィクトルが、若かりし頃の忌野清志郎に似ていてドキドキしてしまいました〜
LETOとはロシア語で夏のことだそうです。抑圧された環境の中で西側の音楽に憧れる若者たちの、ロシアの短い夏のように美しい青春映画でした。
あーまた観たくなってしまった!!!
※LETO公式サイト
https://leto-movie.jp/
来年もいい映画にたくさん出会えますように。そしていい仕事ができますように!
今年お世話になった皆様、本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
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