『道』収録

フェデリコ・フェリーニ監督の名作『道』。
好きな映画はたくさんありますが、私にとってベスト3に入る作品です。
映画館でも何度も観たし、VHSソフトも持っています(今デッキがなくて観られませんが)。
ジュリエッタ・マシーナ演じるジェルソミーナの動きと表情は観飽きることはなく、ニーノ・ロータの音楽も素晴らしい!
悲しい映画ですが観終わったあと暗い気持ちにならず、いつ観ても感動で心が洗われる作品なのです。

その『道』がシネマ・チュプキ・タバタで来月公開されることになり、今日はその字幕朗読の収録がありました。
私はなんと、ジェルソミーナの役をやらせていただきました。
思い入れのある役ほどやるのは難しい…というのを実感した収録でしたが、それでもやれて嬉しかった!
ザンパノやイル・マットを始め、他の役もイメージぴったりで皆さん素晴らしかったです。
本当にいい映画ですので、ぜひ劇場でご覧ください!
以下、シネマ・チュプキ・タバタでの上映詳細です。

フェリーニの『道』
<水曜休映>
2月1日(月)〜18日(木)
12時00分〜13時47分

昨年生誕100年を迎えたイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作。
旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは、死んだ姉の代わりに大道芸人ザンパノのパートナーとして安く買い取られ、ともに旅回りに出る。粗暴で女好きなザンパノに嫌気が差し逃げ出すが、捕まって連れ戻されてしまう。そんなある日、サーカス団の綱渡りの陽気な青年と親しくなる。青年の言葉に励まされ、ザンパノのもとで生きていくことを決意するジェルソミーナだったが……。

監督:フェデリコ・フェリーニ 
出演:ジュリエッタ・マシーナ、アンソニー・クイン、リチャード・ベースハートほか
予告編:https://youtu.be/9BYcW4vr2jo
公式サイト https://fellinifilmfesjapan.com
(1954年製作/108分/イタリア) 

緊急事態宣言を受けて、シネマ・チュプキ・タバタでは席数を減らして営業をしています。ご来場の際は予約をおすすめします。
http://chupki.jpn.org/
写真は鵠沼海岸駅の酒屋の三輪バイクです。ザンパノのオート三輪の幌車とは違いますが、積まれたビールケースとともに心惹かれる風景でした。

今年に入ってこのブログで仕事のご報告が続けてできて、ちょっと嬉しいです。いつの間にか、かき氷ブログのようになってましたので…(笑)
でも今年もかき氷は食べますよ〜!

0コメント

  • 1000 / 1000