『家族を想うとき』収録

今日は本当に久しぶりにシネマ・チュプキ・タバタで字幕朗読の収録でした!

チュプキが営業再開したのは知っていましたが、実際開館しているのを見たらなんだか目頭が熱くなってしまいました。
密を避けるため定員10名での上映。今日は土曜で各回満席のようでしたがそれでも営業的には厳しいと思います。
この素晴らしいユニバーサル・ミニシアターの存続のために、私もできる限りのことはするぞ!とあらためて心に誓いつつ2階のスタジオへ。

今日の作品はケン・ローチ監督の『家族を想うとき』。働き方の変化と時代に振り回される家族の姿を描いたヒューマンドラマです。
私は主人公の息子の女友達ロズ、介護士の母親が担当する老女モリー他全5役をやらせていただきました。
入室時のアルコール消毒や収録時以外のマスク着用、換気。室内の人数は最大4名で、セリフの掛け合いもなくすべてオンリー録り。コロナ対策は万全です。
以前のように皆で集まってワイワイと言う感じではありませんでしたが…楽しかった!
ティーンエージャーの少女から組合闘争を経験した老女までと、やりがいのある役でしたし、とにかくマイク前でセリフを言えることが嬉しくてありがたくて…。
終わって、久々に会えたメンバーと3人で田端の駅まで歩いた夕暮れもとても気持ちよくて「ホントならここでお疲れ様!と一杯やりたいところだけど、しばらくは我慢だね」と解散しました。

一杯はやれなかったけど、その名残惜しさも含めて本当にいい一日でした!


★『家族を想うとき』は来月シネマ・チュプキ・タバタで上映されます。
ぜひご来場下さい!

<水曜休映>
9月1日(火)~15日(火) 12:30~14:10
9月17日(木)~25日(金) 17:45~19:25
宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場でマイホーム購入の夢を叶えるため懸命に働いている。妻のアビーもまた、介護福祉士として1日中働いていた。家族を幸せにするはずの仕事が家族との時間を奪い、子供達は寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。
(2019年/100分/イギリス・フランス・ベルギー合作)
監督:ケン・ローチ
公式サイト:https://longride.jp/kazoku/ 
予行動画:https://youtu.be/C0nTNWILxww

9月もシネマ・チュプキ・タバタは11席限定で営業していますので、ご来場の際は予約をおすすめします!
詳しくはサイトをご覧ください。
http://chupki.jpn.org/












KAORU KIRINO

ナレーター・声優として活動している 桐野薫のブログです。

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